スカウトマンの給料は大きく分けて二つあります。一つは歩合制で、もう一つは時給制です。スカウト未経験者には、どちらが良いのかわからないと思うので、二つの違いについて説明していきます。結論から言ってしまうと、これからスカウトマンのバイトを始める人は絶対に歩合制を選択したほうがいいです。未経験者だと時給がもらえないと、給料が0円なのではないかと心配する人もいますが、これを読めばそんな不安もなくなります。

スカウトマンは女性をキャバクラや風俗に入店させることによって利益を得ます。一部の例外を除けば、キャバクラでは10回出勤するとスカウトバックが発生し、 風俗の場合では女性の給料に応じた金額が女性が働いている限り発生します。

ちなみに、よくある誤解ですが、これは女性の給料から支払われるわけではなく、店から支払われるのでスカウトを通すことによって女性の給料が下がることはありません。むしろ、スカウトマンを通す事によって、店から雑に扱われることは無くなり、女性にとっては利益になります。この件に関しては、ほかの記事で特集する予定です。

話は戻ります。もし仮に、スカウトマンのバイトで時給制を選択すると、どうなるかについて説明します。 時給制を選択すると、デメリットが二つあります。多くのスカウト会社にはノルマが無いですが、時給制になるとノルマがでてきます。そして、歩合制の場合と違って大金を稼ぐことが不可能になります。

ノルマについては、時給を払っているので当然と言えば当然だと思います。スカウトは女性を入店させてはじめて、利益を上げることができるので、入店させられなければ会社にとっては一切利益がありません。むしろ、働けば働くだけ赤字になっていきます。接客業と違い、ただいればいいというわけではありません。 そして入店させられなければ、3か月で解雇なども珍しくありません。もちろんその分の給料は支払われます。

また、時給制だと女性を入店させても、歩合が低いです。完全歩合制の場合であれば、20万円もらえる歩合が、時給をもらっていると5万円になる事もあります。その分時給をもらえているので、これも当然かもしれません。

まとめると、時給制だと最低限の給料はもらえるけれども、スカウト特有の働きやすさや、大金を稼ぐということが難しくなります。これは、自分が働く会社の人と面接のときにでも相談したほうがいいでしょう。多くの会社が、面接前の説明を嫌がるので、面接時のほうがいいでしょう。理由としては、給料システムを外部に漏らしたくないということがあります。